ことばのほとり

新規テミンペンのゆるいオタ日記

【テミン新曲情報】10/30『Guilty(ギルティ)』リリース!

日を跨ごうかという夜更けにアナウンスきましたね!
待ちに待ったテミン新曲情報。

 

 

テミン The 4th Mini Album 『Guilty』2023.10.30リリース

X(旧ついった)

 

SHINeeインスタ

 

テミンインスタ ストーリー

(テミンちゃん、靴紐ほどけてない?わざと?)

Guilty(ギルティ)から連想するキーワード

Guilty(ギルティ)ってテミン、相変わらず厨二
インスタのストーリーにわざわざ🍎スタンプを押してることを考慮すると、
新曲『Guilty(ギルティ)』のキーワードは

☑️原罪(キリスト教の禁断の木の実)
☑️ヘッセ『デミアン』(シンクレールが果樹園から林檎を盗んだと嘘をついた)

あたりが怪しくないですか…?

私はどちらも詳しくないのでちょっと調べてみました。

原罪(キリスト教の禁断の木の実)

《original sin》キリスト教で、人類が最初に犯した罪。アダムとイブが禁断の木の実を口にし、神の命令に背いた罪。アダムの子孫である人類はこの罪を負うとされる。宿罪。
引用:原罪(げんざい)とは? 意味や使い方 - コトバンク

「original sin」で原罪らしいです。英語では法律上の罪=「crime」、宗教上の罪=「sin」で明確に分別されるんですね。
(テミンは以前「Criminal」リリースしてるんで、もしかしたら関連性あるのかなーと思ったんですが、この感じだと違うかな?)

ただ、宗教上の罪と言われても、こっちはクリスマスあり初詣ありのごった煮宗教観なものでよく分からん→もうちょっと調べてみることに…

聖書に出てくる「罪」はギリシャ語で「ハマルティア」ですが、その語源は「的外れ」です。
「的外れ」と聞いてもよくわからないかもしれませんが、「的」が何なのかを知れば、罪とは何なのかがよくわかると思います。
聖書の言う「的」とは、宇宙を創り、地球を創り、そして私たち人間を創った創造主である神を指しています。そして「外れ」とは背いている状態のことを指しています。
つまり「的外れ」とは、「神の方向を向かずに神から離れている」という意味になり、これをキリスト教では「罪」といいます。
ですから、キリスト教の言う罪というのは犯罪行為に限らず、私たちと神の関係を引き裂いてしまうもの全てが含まれるのです。(中略)より具体的に説明すると、罪とは「神の律法に背く」ことです。
引用:罪の本当の意味とは? キリスト教の観点から罪についてわかりやすく解説!

この"キリスト教の言う罪というのは犯罪行為に限らず、私たちと神の関係を引き裂いてしまうもの全て”、"罪とは「神の律法に背く」こと”がいわゆる「sin」なのかな。

理屈は分かったような気がしますが、こういうのはその宗教観が生活に根ざしてないと、本当の意味での理解は難しいんだろうなあと思います…

ちなみに禁断の木の実には明確な正解はなく、林檎のほかにイチジクやバナナといった候補もあるみたいです。

ヘッセ『デミアン』(シンクレールが果樹園から林檎を盗んだと嘘をついた)

アニメ『少女革命ウテナ』が本書からインスピレーションを受けていたらしく、存在だけは知ってた小説。
ジョンヒョンさん愛読&テミンのインスタのプロフィール「🥚•••🐣•••🐥」の元ネタも確かコレじゃなかったでしょうか?(間違ってたら教えてください)

あらすじ↓

比較的裕福な家庭で育ち、ラテン語の学校に通う少年シンクレールは、些細な理由で、悪童クローマーに脅迫され、金をせびられるようになる。内向的なシンクレールは、誰にも打ち明けられぬまま苦しんでいたのだが、そんな彼を救ったのがデミアンだった。

デミアンは他の子供たちとは異なる魅力を放っていた。デミアンは、学校で習った兄弟殺しのカインの逸話に対して、カインが必ずしも悪いとは言えない、といった別の視点の意見を持っていた。デミアンの話に衝撃を受けたシンクレールは、明暗という二つの世界のうち、暗い世界に不思議な魅力を感じるようになる。

高等中学に進学したシンクレールは、放蕩癖を身につけ破滅に向かっていくのだが、彼の胸中にはデミアンの存在が常にちらついていた。高等中学を卒業してから、シンクレールは自己探求の道を進むこととなり、そのタイミングでデミアンと再会し、また彼の母親とも深く交流を果たす。彼らと共に、本当の自分になるための、自分自身への道を模索するのであった。
引用:ヘッセ『デミアン』あらすじ解説|アプラクサスと二つの世界 - 散文のわだち

上記あらすじで少年シンクレールが悪童クローマーに脅迫されるようになった"些細な理由”というのが「果樹園から林檎を盗んだと嘘をついた」ことなんですよね。ガキ大将に気に入られようと嘘の武勇伝を語っちゃったという…よくあるヤツです。

これによって、シンクレールは彼がそれまで属していた平和で秩序だった明るい世界から、クローマー属する乱暴で恐ろしい暗い世界に足を踏み入れることを余儀なくされる=楽園追放になると。

デミアン』はずいぶん哲学的な小説みたいで、この楽園追放的エピソードも一種の通過儀礼(自我の目覚め)として描かれてるっぽいのですが、なにぶん未読なもので、正直なとこ全然分かりません。というか、多分読んでも分からないと思う。

前作『Advice』 との関連性

個人的に『Advice』は「誰が何と言おうと僕は僕の信じるようにやるよ」というテミンなりの宣言だった思ってるので、『Guilty(ギルティ)』は楽園追放という形でそれを表現してくるんじゃないかなと勝手に予測しています。

10/30リリースということは11月前半は『Guilty(ギルティ)』活動してその後ソロコン?
新しい情報が待ち遠しいですねー