こちらの記事は4/27公開の「ミン・ヒジン氏に起こった出来事を時系列で並べてみたら胃が悪い」を加筆・修正したものです。
あくまで氏の主張する経緯をまとめています。
※記者会見などはAIの自動翻訳を使用。
※一部精神疾患に関する記述があるので苦手な方は自己判断で読んでください。
ミン・ヒジン氏の主張|時系列・問題点まとめ
参考資料
4/25に行われた記者会見全編
CBSラジオ「キム・ヒョンジョンのニュースショー」概要記事
記者会見後にミン・ヒジン氏をゲストに招き、記者会見の内容を振り返っています。
(翻訳はPapagoにURL入力が一番自然でした。)
SBS<ピョン·サンウクのニュースブリーフィング>
キム・ソンフン弁護士が今回の背任行為について見解を述べています。
留意点
ミン・ヒジン氏自身が記者会見で"10年間うつ病で治療を受けた”と告白しています。
うつ病は根治しない(しにくい)、再発率の高い病です。
主な症状としては下記が挙げられます。
メディアやSNSでは氏のステレオタイプな「ヒステリック」ばかり注目され取り上げられていますが、症状との関連性は見逃してはいけないと思います。病気だから許されるのか、ではなく、私達はそもそもミン・ヒジン氏の人格を知らないわけですし、病気を告白している以上、その点を留意した方が先入観なく見れるという話です。
時系列
2019/07/01 | ミン・ヒジン氏、BigHitエンターテインメントのCBOに CBO=最高ブランディング責任者 |
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2019/07/29 | HYBE、SOURCE MUSICを買収、傘下に |
時期不明 | SOURCE MUSICからNGGプロジェクトが進行 ミン・ヒジン、練習生からミンジをNGGに選抜 |
2019/09/04 | SOURCE MUSIC「PLUS GLOBAL AUDITION」開催発表 音楽プロデュース兼製作総括:パン・シヒョク ブランディング全般:ミン・ヒジン マネジメント:SOURCE MUSIC ※合格者はハニのみ ※パン・シヒョクとミン・ヒジンの間で HYBEの最初のGGにするという約束が交わされていた |
時期不明 | 別キャスティングで他のメンバー(ヘイン、ダニエル、ヘリン)を集める |
時期不明 | コロナで諸々延期に |
2021/03/14 | SOURCE MUSICと宮脇咲良、キム・チェウォンが専属契約 |
2021/03/28 | 「LE SSERAFIM」名称発表 |
2021/7~8? | パク·ジウォンCEOより「宮脇咲良、キム・チェウォンを中心としたグループをHYBE初のGGにする」と通達される 約束が違うとミン・ヒジン抗議 |
2021/11/12 | ADOR設立、ミン・ヒジンがCEOに |
時期不明 | ミン・ヒジン100%の持ち株を手放す (ADORはHYBEが80%、ミン・ヒジン代表が18%、従業員が2%) |
2021/12/01 | ミン・ヒジン、tvN「ユ・クイズ ON THE BLOCK」出演 ※「LE SSERAFIM」をミン・ヒジンプロデュースと錯覚させるためHYBE側から一部緘口令が敷かれた |
2022/05/02 | 「LE SSERAFIM」デビュー、総括PDはパン・シヒョク |
2022/07/22 | 「NewJeans」デビュー、爆売れ |
2024/02/21 | 「ILLIT」1st mini albumをパン・シヒョクがプロデュースすると発表 |
時期不明 | 「ILLIT」と「NewJeans」の類似によって、イメージの消耗、マルチレーベルの個性が失われるなどのデメリットからミン・ヒジン抗議 |
2024/03/25 | 「ILLIT」デビュー、爆売れ |
2024/04/22 | HYBE、ADORが「NewJeans」と共に独立を準備したとミン・ヒジン代表と経営陣に対する監査に着手、及び職務停止と辞任を要求 ADOR側が公式コメントで抗議 |
2024/04/25 | HYBE、ADOR ミン・ヒジン代表らを告発 ミン・ヒジン緊急記者会見 |
出典
BTS所属のBig Hit、Source Musicとガールズグループデビュー目指す 日本でもオーディション開催 - モデルプレス
HYBEが新レーベル「ADOR」を設立!新人ガールズグループの誕生を予告…ミン・ヒジンCBOが代表取締役に - Kstyle
“HYBE新レーベル代表”ミン・ヒジン、SMの統括取締役に就任も…1年で辞職した理由とは「全部やめたくなった」 - Kstyle
問題点
背任行為(経営権奪取)について
ミン・ヒジン氏自ら記者会見冒頭で否定。
ADORの持ち株はHYBEが80%、ミン・ヒジン氏が18%、職員が2%であり、このような配分でHYBEとの合意なしで経営権取得はまず不可能。加えて、証拠とされた資料も私的なカトクを切り貼りされただけだと主張。要は会社の愚痴を冗談まじりで内輪であれこれ話してたらそれが証拠として提出された、話に出ていたシンガポールファンドはもちろん、誰とも接触していないとのことです。
また、記者会見では同席の弁護士も「告訴状が楽しみです」、SBS<ピョン·サンウクのニュースブリーフィング>ではキム・ソンフン弁護士からも「ハイブ側の相当な協力と同意がない以上は(経営権獲得は)難しい」との意見。
GFRIEND(ヨチン)解散について
関与を否定。そもそもミン・ヒジン氏にそんな権限があるとは私も思えません。
ADORレーベル設立について
もともとミン・ヒジン氏にレーベル設立する考えはなく、BigHitにもCBO(最高ブランディング責任者)として入社。
その後SOURCE MUSICからHYBE初のGGをローンチするにあたりブランディング全般を担うも次第に方向性の違いが浮き彫りに。(パン・シヒョク氏はBillie EilishっぽいGGを目指していたらしい)
ひとまず現NewJeans5人をキャスティングしたところで、パク·ジウォンCEOより「SOURCE MUSICで宮脇咲良、キム・チェウォンを中心としたグループをHYBE初のGGにする」と通達。
直近で同レーベルからGGがデビューすることはまず不可能、良くて宙吊り状態で練習生を続けるか放出されるかの2択。本来であればミン・ヒジン氏には非のない事情ではあるものの、彼女達への責任感からADORを設立しデビューにこぎつけた、という流れです。
NewJeansとILLITの類似点について
前提としてミン・ヒジン氏はアーティストには何の罪もないと話しています。
氏の問題提起は「模倣か否か」ではなく、同じHYBE傘下のレーベルから同コンセプトのGGがデビューしたことで双方が被るデメリットです。類似点を事前に把握できたにも関わらずそこを差別化させずにデビューさせたのは、確かにかなり異例なんですよね。(SM、JYPはコンセプトを変えるし、YGは次のデビューまで年数をおきます)
BTSを非難したか否か
否定。
「aespa倒せるか」
パン・シヒョク氏からミン・ヒジン氏に送られたメッセージ。
ここに2人のそもそもの視点の違いが集約されています。
ミン・ヒジン氏はあくまでクリエイターとして商業に突っ走った音楽やプロモはやりたくない、記者会見でも「私の目指しているところは違います」と説明、返信しています。
しかし、パン・シヒョク氏は徹底して経営者なのでおそらく意図としては「古巣のSMで人気のaespaを跳ね除けるレベルのGGをブランディングできるか?」という気概を尋ねている。
記者会見で感じたのはミン・ヒジン氏はクリエイターであり、ビジネスと情を切り離せない、かつ不器用です。一部NewJeansのメンバーや親族の名前を出して盾にしているという意見もありましたが、それを言うならパン・シヒョク氏も同様になるかと思います。(アーティストの名誉毀損という建前で、今回の件でHYBEのイメージダウンを防いでいる)(もちろんアーティストの名誉毀損はもってのほかです)
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ミン・ヒジン氏の主張は以上。
過去にブログ内でパン・シヒョク氏とミン・ヒジン氏は似ているのでは?と書きましたがこの機会に訂正しておきます。