久しぶりにSNSを覗いたら一部ファン(主に海外ファン)の間でテミンの『Guilty』が俎上に上がっていたので軽く触れておこうと思います。
議論されているのは、10/30にリリースされるテミンのソロアルバム『Guilty』と9/8リリースのV(BTS)のソロアルバム『Layover』のデザインコンセプト及びアートワーク。一部ファンはそれらが酷似しており要は「パクったのでは?」と主張しています。
不思議なのは「テミンがVをパクった」という声が多いこと。もし本当に「パクリ」があったとしてもそれはディレクション側の問題であって、アーティストは無関係。対立関係に持ち込みたいのか?と思わせる過激で一方的な声もあり、SMがこの件で何かしら声明出してくれたらいいのに…というのが私の今の気持ちです。(まあ、出さんだろうけど)
ちなみに『Guilty』が『Layover』に似ている?について。
一部類似性はあると思います。
よく挙げられているのは
・BOX
・CDの手書き文字
・レシート
流石に収録曲のタイトルが同じ(BLUE)、写真のこのポーズやシチュエーションが同じって指摘に関しては、この世で『Layover』しか知らないのかな?こじつけが過ぎるかなと。
ちなみに、この辺りに関しては下記画像のように「過去に似たようなデザイン・コンセプトは別のアーティストもやってたよ」といった反証も複数あります。(CDの手書き文字、レシートも同様)
もちろん類似性を指摘したくなるファンの気持ちも分かります。
グッズもそうなんですが、なんというか『Guilty』の一部ティーザーの雰囲気が『Layover』に似通っているんですよね。
この件に関してはミン・ヒジンPDの存在が事態をややこしくしてる気がしています。
『Guilty』は恐らく意図して過去のSHINee作品を再生産してるフシがあって、
↑これとか。
あとは「パクった」の例として挙げられている「モデルが水面に浮かんでいるカット」も、元ネタはこっち↓じゃないかな。
2015 SHINee『Odd』Trailer、『View』MV
ちなみに個人的にミン・ヒジンPDってほんとこういう系統好きだね…と思ったのが↓
2023 V 『Slow Dancing』
『Layover』を制作指揮したミン・ヒジンPDはかつてSHINeeのアートディレクションを担当していたので(2018年までSM在籍)、もし『Guilty』が過去SHINee作品を取り入れてるなら必然的にミン・ヒジンPD色が濃くなるかなとは思うんですね。てか濃い。…正直私はMood Clip辺りまで割と本気でミン・ヒジン氏が何かしらで参加してるんじゃ?って疑ってましたし。
そして、『Guilty』が『Layover』に似ていると感じさせる根底にはこのミン・ヒジンPD成分があると思うんです。
いろいろ述べましたが、私の結論としては「この問題に関してアーティストは無関係」「もし剽窃があるならSM側はしかるべき対応をしてほしい」です。
(MV Teaser観ると別物なんだけどなあ)