ことばのほとり

新規テミンペンのゆるいオタ日記

歳末テミンちゃん四方山話

テミンちゃんのことをとりとめなく語っていく年の暮れ。

歳末テミンちゃん四方山話

ジェンダーのこと

よく中性的と評されるテミンちゃん。この中性的っていうのは

相対する2つの性質の中間に位置するさま。どちらとも言い切れない、またはどちらの性質も兼ね備えている様子などを意味する表現。特に、男性的・女性的な雰囲気の両方を持ち合わせている人を指して言うことが多い。
引用:中性的の意味や定義 わかりやすく解説 Weblio辞書

要は、「男性的」「女性的」という価値観を前提にして成り立っている。

テミンちゃんはいわゆる女顔で、骨格ウェーブ、全体的にソフトな雰囲気がある。なので中性的と言われるのは納得…なんだけど、多分テミンちゃん的にはそういった周囲の評価や自分の売り出されるイメージについてはコンプレックスや戸惑いがあったんじゃないかな、とも思う。(過去SHINeeで出演した「知ってるお兄さん」での発言とか)

そもそも「男性的」「女性的」なんてもはやステレオタイプ化しつつあって、そのうち死語になるんじゃないかって思ってるんだけど、そういったものに押し込められる窮屈さや違和感をよりによって多感な年頃に味わったなって。

その辺の背景を(勝手に)鑑みると、今テミンちゃんがいわゆる女性らしい服装(ロングスカートやクロップド丈のトップス)やジェンダーミックスなスタイルをバンバン着こなしてる事実は、自分のセールスポイントを受け入れてイメージ戦略にのれるほどたくましくなったと同時に、世間の凝り固まったジェンダー観を縦横無尽に行き来して遊んでいる印象さえ受ける。

そして多分それはキーさんの影響もあるんじゃないかなーと穿ったりする。

感受性のこと

ウィバラとかでテミンちゃんの話聞いてると、本当に感受性豊かな人だなと思う。ちょっとした日々の話題…季節のこと空の星のこと、そういった些細なあれこれは全部テミンの表現力として還元されていくのかも、と思う。

感受性豊かな人は取り巻くすべての環境、そこから得た感覚を自分の糧にするので、変な話、主食が変わるだけでも美意識に変化が起こる。何かでテミンちゃんが日本酒を飲むことで日本語曲の理解を深めようとしたエピソードを聞いて、すごく「らしい」と思った。

ちなみにミン・ヒジン氏の存在がテミンの感受性を育む一助になってたことは確か。(個人として氏の仕事に思うことはあれど)

SHINeeとf(x)のアルバムやティーザーイメージ作業では特に果敢な試みが多かった。
メンバーたちに断片的なイメージを注入するよりは、結成当初からそれなりのアイデンティティを作ってあげたかった。それで、チームが目指すべき方向について、序盤にたくさん説明して話もした。数年前、ある撮影現場でテミンがいきなりそんなことを言った。昔、私がなぜそんなにたくさんのものを見せようとしたのか、その意図が今は理解できるって。一瞬じいんとした気持ちになった。
引用:보이는 음악 | 더블유 코리아 (W Korea)

審美眼のこと

テミンはちょいちょい「僕は誰かをジャッジする人じゃない」と言う。多分「パフォーマンスの講評はしない」みたいな意味合いだと思う。キャリアもあるのでそういったポジションを求められたりするんだろう。できない、ではない。恐らくだけどテミンの審美眼はかなり鋭い…というか、そうじゃないとあれだけのパフォーマンスやアーティスト性は生まれない。

そう言いつつも後輩にアドバイスは惜しまない。「こうするともっと良くなると思うよ」「もし気になるなら一緒に何回でもやってみよう」あと、美点はどんどん褒める。
謙虚というか、なんというか。
「The Unit」の審査員もじゃっかん負担そうだったので、「NCT LASTART」でメンターとして登場したときはちょっと驚いた。(しかもメンターとして最高の仕事してた)

SuperMのこと

イ・スマン先生去ったときから予測してたけどSuperMはもうない。あれはイ・スマン先生の夢のあとさき。

www.youtube.com

私が初めてSuperMの存在を知ったときオタ受けしにくそうだなって思った。既存グルに皺寄せいくし。オタって即席のスターチームより甲子園が見たいじゃん。同じ釜の飯食べながら育まれる関係性、試練を乗り越えながら強まってく絆、伸び代と成長。そういうのに夢みるじゃん。

ただ個人的にテミンを知るきっかけにはなった。

www.youtube.com

初めて認知したテミン。物腰柔らかいけど気難しそうな印象でした。自分の中で一定のラインがあってそこから先は絶対に踏み込ませない感じがした。懐かしい。このあとNCT全員覚えたりしたな。(NNT以外ね)(EXOはいろいろ難しくて)

過去テミンのこと

『Guilty』活動のときだったか、過去のテミンソロを見返そうと思って色々MVやら音楽番組をYouTubeで検索してた。で、テミンの表情って昔は結構険があったんだなってびっくり。『Guilty』と見比べて気づいた。こういう言い方でいいのか…今のテミンは憑き物がおちたようなスッキリとした感じがある。