ダンスのことなんてサッパリ分からない女です。
でもこの素晴らしさは分かる…
STUDIO CHOOMの[BE ORIGINAL] TAEMIN(태민) 'Guilty' (4K)
『Guilty』MVばかり回している関係で今更パフォーマンスコンテンツを追ってます。
MVはやっぱりフィルムとして強過ぎた。いろんなモノが削ぎ落とされたこちらの動画は『Guilty』の歌詞やメロディに集中できるのが良きですね。
"君をもっと失っていきたい 僕らの愛はそのほうが気楽だ”
って歌うテミンにハートのシャツ着せるスタイリストさん天才。
絶対この日のコーデ、ハートがテーマでしたよね!?
作詞はテミンの『Be Your Enemy』やカイ君の『Rover』を担当したパク・テウォン氏。
作曲者の1人であるKOLE氏は自身のTikTokで『Guilty』についていくつかコメントをアップしています。
ライティングキャンプで複数人の作曲家と『Guilty』を書き上げたこと、制作時間は約2時間で、もともとKOLE氏の浮気相手についてだったこと…(それTikTokで言うのすご)
@kolesongs Replying to @miniwinnie taemin had the VISION #guilty #taemin #shineee #songwriter ♬ Guilty - TAEMIN
話はちょっと変わって、私がテミンのダンスについて「わ、そうなんだ!」とつい感動した解説など。
SHINee『HARD』に振り付け師の1人として参加したケニー氏。
We go 〈HARD〉 #4 | 'HARD' Dance Practice | SHINee 샤이니
彼女によるとテミンは"振付の核心とテクスチャーを理解するのが速い”と。
動画を観るとテミンのインプット→アウトプットの速さが素人目にも分かる…
そしてやっぱりストイックなんだな。
そしてhomlaさんのブログ。こちら"アニメや読書の感想、物語論などのブログ。”ということですが、ダンス関係の記事も多いです。
※サイトがhttpsではなくhttpなので閲覧される場合は自己責任でお願いします。
shiratamazenzaitsubu.blog14.fc2.com
以下めちゃくちゃ頷いてしまった箇所を引用。
そのすごいテクニックや体幹は音や音楽、曲、感情や感覚を
表現する事にだけ向けられている。歌もダンスもすごく繊細で、
激しいのに丁寧で、細部まで神経が行き届いている。それでいて
息苦しくはない。日本語の歌も歌詞もしっかり表現する。
ていうか日本語の歌の解釈表現が完璧すぎる…。とにかくずば抜けて音や曲の解釈力が高いのだと思う。
色々観て思ったのは、とにかくいつも全力だという事。
そしてステージや音楽、ダンスに対する姿勢が真摯であるという事。というのも、歌えるし声量もあるしファルセットもきれいで表現力もあるのに
「うまく」歌おうとか、もっと言えば「うまく見られたい」という部分がない。プロ意識やステージに対する意識は高いけど、とにかく音楽と心を
伝える事にだけ集中しているように見える。すごく型があるダンスをするんだけど、音楽を表現したり心を歌う・踊る
というのがテミンのスタイルやスタンスなんだなと思ってインタビュー
読んだらやっぱりそうみたい。こういう人、珍しいんですよね。
プロとしてこういうものを見せます、ではなく、歌や音楽やダンスで
伝える事に集中して、それがお客さんに届いて、見えないもので
繋がる感覚を大切にしているというか。売れるともっとこう、良くも悪くもビジネスとしてのショーや
パフォーマンスになってしまうんだけど(もちろん歌もダンスも)、
そういうの全然ないんだなって。そこを目指してない。歌とかダンスというものをすごく信じていて、それを全力でやるのが
自分の役目だって分かってるのかもしれない。
私は人生でまったくダンスに触れてないのですが、人より少しばかり絵画方面を勉強する機会があったので、ジャンルは違えどここに書かれてることなんとなく分かる気がするんです。
スキルのある人ってつい画面上で自分の技巧を披露する欲望に負けがちなんですが、その下心って案外あっさり見破られりゃうんですよね。絵の主題より作家の我の強さを感じるというか…
テミンちゃんも若い頃は多分まだその欲望があったかなとは思うんですが(あれだけスキルがあればそれは、ね)、年々薄くなってきてる気がします。
私はそういった表現者が好きなので、テミンのパフォーマンスが刺さるのはもう必然なんでしょう。
(それにしても年々若返ってるのでは?と思えるほどの透明感…)