MMA2023、SHINeeのステージパフォーマンスがとても良かった。
今回SHINeeが受賞したのは「STAGE OF THE YEAR」👏👏👏
実は賞が多すぎて配信の途中から「賞の趣旨はよく分からんけど、とりあえず皆おめでとう!」くらいの気持ちになってたんですが…
こんなステージ見せられたら、そりゃSHINee「STAGE OF THE YEAR」で間違いない。
SHINeeというグループが競争激しいKPOPアイドル市場で15年闘い続けてきた重み、年輪の厚みがステージから滲み出てた。圧巻だった。エモかった。
そしてちょっとだけ愚痴るけど、今回のMMA2023のセット、ステージ部分が狭すぎ問題。
テミンちゃんのあんよがセリからはみ出てるじゃん😭
ステージの広さに比べてダンサーの人数が多くて動線も難しそうだったし、そんな中で火花やら炎やらもガンガン出てくるしで怖いったら…お願いだからパフォーマンスに集中させて。
あれだけ迫力あったSHINeeのパフォーマンス、もっとステージが広かったら更にエネルギッシュだったろうな…というのがちょっとだけ心残り。
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で、表題の件。
例えば〇〇さんと言えば歌だよね、△△さんはダンスだよね、みたいなことを言うじゃないですか。
じゃあ、テミンちゃんって「何」の人?って考えた時に
「ダンス」の人(それは勿論)
「歌」の人(本当に上手くなった!MMAでも更に驚かされた)
「表現力」の人(ショウタロウ君も見習いたいと言ってたね)
てな感じに色々あると思うんですが、
昨日MMA2023の配信観ながら「音」の人じゃない?とふと思ったんです。
とは言え、私音楽的教養がないので、そういうのに精通してそうな方の知見を知りたいなとネットを彷徨っていたら、コチラのブログ記事がすごく分かりやすかったので引用させていただきます。
長年ストリートダンスをされてた方の解説で、私のような素人にも大変分かりやすかったです。
以下引用▼
ダンスは基本的に「音に合わせて踊る」(dance TO the music)ものです。つまり、音が主で、踊りが従です。
(中略)
ダンスを始めた初心者の場合、「フリ」という形で踊りの型を教えてもらうことに慣れてしまい、音とは独立に踊りがあると考えてしまうことがあります。すると、音を聞いても聞かなくても、音があってもなくても踊れる、味気のないダンスになってしまうのです。すごく「上手」な人でも、音が聞けてない人はいます。これは音に対して遅れているとか早いとかいう話ではなく、見ていて音と融合していない、この音じゃなくてもみれる踊りだな、と思わせる踊りです。基本的にはこういう踊りはつまらないし、初心者がこれをやると早取りになってしまう可能性があります。
これを防ぐためには、なにより「音を聞く」ことです。(中略)
踊りで音楽の中の多様な音全てを表現することはできません。従って踊りは無限の要素から一部を選んで取り出すことになります。これが「音を取る」と呼ばれるものです。同じ音楽で、同じフリで踊っても踊る人によって印象が全く異なります。これは、その人の身体的な特徴いによる差異ではなく、音の取り方が違うからです。
もう読んでて「そうそうそうそうそう!」と何百回も頷きたくなる。
私がMMA2023でテミンの『Sherlock』に感じたことがまさにコレでした。
テミンの動きと『Sherlock』のメロディが融合して、音1つ1つの意味、立体感や奥行き、余韻がテミンの身体から見えることに「この人やっぱり凄い」と打ち震えた。
『Sherlock』はもともと好きな曲だし、カッケーなって思ってたのに、改めて「いや、この曲めちゃくちゃカッコいいですね」と思いました。思わされた。
テミンのダンス、表現力の根底って彼がひたすら真摯に音に向き合って生まれてるんだろうなぁ…記事を読めて良かった。
などなど考えながら、
「音が流れる前の無音は音に含まれるのか」と、思考があさっての方向に飛んだり。
だってテミンちゃん、イントロ前からグッと観客を惹きつけるじゃないですか。あれも音を取ってる内に入るのか、それともまた別の技術なのか。ちょっと気になります。