ことばのほとり

新規テミンペンのゆるいオタ日記

【第2回】JPOPアイドルを推していた人がKPOPアイドルを推し始めて驚いたこと

こんにちは、ほとりです。
過去にJPOPアイドルを推していた私、最近KPOPアイドルを推し始めて驚いたことがあるので紹介していきます。
第1回はこちら☟

lkotonoha.hatenablog.com

 

 

ケミ文化

1️⃣ソレ、オープンにしていいの?!

※苦手な方はここでバック推奨!


初めてこの「ケミ」という言葉とその意味を知った時、率直にビックリしました。
あ、「ケミ」の解説はこちらのサイト☟が分かりやすかったので、引用させていただきます。

「ケミ」とは韓国語のスラング「とても相性が良いこと、またはそのような仲」を表す言葉です。「ケミ」は英語の「chemistry(ケミストリー・化学)」の頭の部分を取った略語になります。
「人との出会いで思わぬ化学反応が起こる」という所から、「ピッタリの相性」という意味で使われるようになりました。

「ケミ」は韓国語で書くと「케미ケミ」と書きます。
「ケミカップル(케미커플)」という言葉もよく聞きますよね。「케미커플ケミカップル」は「ドラマや映画の男女の主人公が、現実でもお似合いである」という時に使う言葉です。

最近ではアイドルグループのメンバー同士が非常に仲が良い場合などにも「케미ケミ」という言葉が使われたりします。特にBTSなどの男性同士だと「남남케미ナムナムケミ(男男ケミ)」と表現されることもあります。

引用:「ケミ」とは?韓国K-POP用語の意味と使い方を分かりやすく解説

で。なんで私がビックリしたのかと言うと、「そこ、オープンにしていいんだ…」ということです。
「実在するアイドル達の関係性をコンテンツとして楽しむ文化」、というのは日本にも存在します。単純にメンバー間の友情や絆に感動しながら、その延長に自分の妄想(GL/BL的な)を描くという、まあ端的に言って健全ではない文化です。

そんなわけで、日本ではギルティプレジャー=仲間内だけでこっそり楽しむ、メンバーの目に触れるような発信はしない、というのが暗黙の了解…だったと私は思っています。
だって、単純に不気味だし失礼じゃないですか、顔が見えない不特定多数が同僚との関係性を勝手に妄想してSNSとかで発信してるのって。

2️⃣どれくらいオープンかっていうとwikiにも載るくらい

Wikipedia韓国版に次いで国内利用者数が多いと言う「ナムウィキ(나무위키)」というサイトがあるのですが、

この動画でキーさんが閲覧してるのがナムウィキ(나무위키)です。(要は公式コンテンツでも利用してるくらいメジャー)

ここで「メンバー間のケミ」と検索すると、まあ、出るわ出るわ。あらゆるグループのケミをまとめたページが続々表示されます。ケミ名まである。

3️⃣元々使われていた表現、というのが大きい

日本ではこっそりやっていたことが何で韓国ではこんなに大っぴらなのかというと、上記の引用のとおり、KPOPに限らず元々日常的に使われていた表現というのが大きいのかなと思います。

それに「ケミ=相性がいい」って適用できる範囲が広いじゃないですか。
メンバー間の関係性に限らず、パフォーマンスもそうですし、バラエティでのボケ/ツッコミとか…なんでも「ケミ」が使える。「ケミ」便利。

例えファンにどんな他意があろうとも、これは「相性がいいってことだから」と素知らぬ顔ができるワケです。ちなみに海外ファンは同じ理論で「BFF」を使っている。

4️⃣スキンシップの多さ

KPOP界隈に足を踏み入れた当初は、男女問わずスキンシップの多さや距離の近さに驚きました。ざっと調べたところ、これは特別KPOPがというより、韓国ではスキンシップ…腕や肩を組んだり、手を繋いだりという行為は相手に親しみを示す手段のようで。(全員に該当しないだろうけど)
こういったコミュニケーションが日本含む海外ファンにあらぬ妄想を掻き立てさせる一因なんだろうなあと思います。

そして運営もその需要を十分理解している、というのは私達ファンも理解していて、だからある程度はお目溢しされるよねという考えのもと、YouTubeTwitter(現X)やTikTokにソッチ系のファンアートをアップしていると。

5️⃣とは言っても実在の人間だから

で、そういう面でのJPOPとKPOPの差が衝撃だったという話なんですが。
なんだかんだ、対象が実在の人間ということは絶対に忘れてはいけないとは思ってます。
運営とファンでwin-winだったとしても、メンバー本人に不快な思いをさせるなんて本末転倒ですから…

 

【第3回】に続きます。