ことばのほとり

新規テミンペンのゆるいオタ日記

※3/12 感想追記【日本 セトリ】テミン ソロコン メタモフ『METAMORPH in Japan』|2024/03/10

『TAEMIN SOLO CONCERT : METAMORPH in Japan』2024年3月10日にライビュで鑑賞しました。(本会場:日本武道館)
セトリと公演の構成についての感想を簡単に残します。

 

 

【セトリと感想】テミン 『METAMORPH in Japan』

日本公演 セトリ

SE Tease → Guess Who 日本ミニ3集『Famous』
正規1集『Press It』
1 The Rizzness ミニ4集『Guilty 』
2 Advice ミニ3集『Advice』
3 일식 (Black Rose) 正規3集『Never Gonna Dance Again : Act 1』
4 Criminal 正規3集『Never Gonna Dance Again : Act 1』
MC (衣装チェンジ)
5 유인 (Impressionable) 正規3集『Never Gonna Dance Again : Act 2』
6 Heaven 正規3集『Never Gonna Dance Again : Act 2』
7 Strings ミニ3集『Advice』
8 제자리 (Not Over You) ミニ4集『Guilty 』
MC (衣装チェンジ)
9 She Loves Me, She Loves Me Not ミニ4集『Guilty 』
10 Light ミニ3集『Advice』
11 Famous (Japanese Ver.) 日本ミニ3集『Famous』
正規3集『Never Gonna Dance Again : Act 1』
12 WANT ミニ2集『WANT』
13 괴도 (Danger) ミニ1集『ACE』
ダンサー紹介
The Rizzness performance video
14 DOOR (Japanese Ver.) 日本ミニ2集『Flame of Love』
15 Guilty ミニ4集『Guilty 』
16 MOVE 正規2集『MOVE』
MC
17 오늘 밤 (Night Away) ミニ4集『Guilty 』
18 Blue ミニ4集『Guilty 』
アンコール (衣装チェンジ)
19 이데아 (IDEA:理想) 正規3集『Never Gonna Dance Again : Act 2』
MC (写真撮影タイム)
20 世界で一番愛した人 日本ミニ1集『さよならひとり』
21 사랑인 것 같아 (I Think It’s Love) 正規3集『Never Gonna Dance Again : Act 2』
22 Identity 正規3集『Never Gonna Dance Again : Act 2』

韓国公演からの変更点

20曲目韓国ver. 「Pansy」 → 日本ver. 「世界で一番愛した人」
(サイトによってはセトリに「Pansy」もありましたが、実際にライブ参戦された方から「Pansy」は歌わず「世界で一番愛した人」だったとの情報提供をいただきました)(貴方も観たはずでは?ごめん、ほんとに記憶飛んでる)

『METAMORPH』構成について

テミンの『METAMORPH』は三部構成です。

【一部】1曲目「The Rizzness」〜13曲目「괴도 (Danger)」
【二部】14曲目「DOOR」〜18曲目「Blue」
【三部】19曲目「이데아 (IDEA:理想)」〜22曲目「Identity」

ちなみに9曲目「She Loves Me, She Loves Me Not」〜13曲目「괴도 (Danger)」はリリース時期を見ると過去へ遡ってるのが分かります。ソロデビューの「괴도 (Danger)」でキレイに一部を締め括っていることからも分かるように、これはもちろん意図して編成されています。

そして一部と二部の間にある「幕間」。

アーティスト テミンの二幕が開ける前に軍白期を経たことを思い出してください。
「Guilty」活動期のインタビューでテミンがこんな事を語っていました。

"アーティストのテミンではなく、テミンという人間を感じることができました。”
引用:https://www.nme.com/features/music-interviews/taemin-guilty-shinee-interview-3530007

ここからは大幅な妄想と偏見込みで進めます。

一度アーティストの眼が開かれた人間はなかなかその眼から逃れることができません。
画家はいつだって眼前に映る景色をどうキャンバスに再現させようかと脳内で無意識に筆を走らせます。開いた眼を閉じることは難しい、眼が鈍くなることはあっても。これは業です。

テミンは音楽から離れ、ただのテミンと過ごす時間でそれを痛感し、受け入れたのではないでしょうか。
だからこそ「Guilty」で自分の業を告白した。

『METAMORPH』の構成はそのままテミンのアーティスト人生です。

ところで二部の開幕がDOORなのはパフォーマンス的にも納得できるとして、除隊後にリリースされた楽曲が占める二部で唯一「MOVE」だけが異彩を放っていませんか?韓国公演からずっと疑問だったんです。編成しようと思えば5〜8曲目のどこかに入っても違和感はないのに。

多分「MOVE」こそテミンがアーティストの眼を開くターニングポイントだったから、と私は考えたのですが、ちょっとテミンのソロ曲の振り返りが進んでないのでなんとも言えません。

ただ、当時別の曲(LOVE)をタイトル曲に提案していた事務所に対し、テミンが強い意志をもって「MOVE」を推したのは確かです。その背景にはSHINee「View」活動で得たミニマリズムへの気づきがあったからということも。(ミニマリズムというか空間に対してどう動くか、あるいは動かないかで働きかけるか、かな)(絵画で言うとキャンバス中心だった視野が展示空間にまで広がった感じです)

じゃあ三部は何かというと、恐らくテミンの核の部分だと予想してます。
「이데아 (IDEA:理想)」で始まって「Identity」で終わる。テミンの基盤なんじゃないかなぁ。

そんな感じで『METAMORPH』をじっくり読み解ける楽しみがあるっていうのは素敵ですね。

 

▼韓国公演のセトリ・感想はコチラ▼

lkotonoha.hatenablog.com